ドラムカートリッジのリサイクル

ドラムカートリッジのリサイクル

ドラムカートリッジのリサイクルについて

プリンターを使用していると、

 

 

 

印字がかすれたり、一部が薄くなったりと様々な問題が起こります。

 

 

 

この際に必要なものはトナーであることがほとんどですが、

 

 

 

稀にドラムの影響で起こることもあります。

 

 

 

トナーは印字するために必要な粉をカートリッジに封入したもので、

 

 

 

当然ながら消耗品となっているため、一定の枚数を印刷したら交換が必要になります。

 

 

 

純正のトナーでは価格が非常に高いので、

 

 

 

大抵の人はリサイクルトナーを使用していることでしょう。

 

 

 

これに対し、

 

 

 

ドラムカートリッジとはトナーから取り出した粉を紙に転写する役割を持つ部品です。

 

 

例えば感光ドラムであれば、

 

 

 

静電気が帯電したドラムに光を当てると、

 

 

 

その部分だけが静電気が抜け、

 

 

 

それ以外の部分にはトナーが弾かれる性質があるため、

 

 

 

必要な部分に必要なだけトナーを付けることができ、

 

 

 

紙に転写することで印刷が可能となります。

 

 

 

そのため、紙に触れることでキズが付きやすくなり、

 

 

 

転写後にドラムの表面を掃除するために拭うと、さらにキズが付きやすくなります。

 

 

 

表面が摩耗して凹凸ができるなどすると、転写が上手くできずに印字が薄くなる、

 

 

 

縦方向に線ができるなどの問題が起こります。

 

 

 

ドラムカートリッジ自体も消耗品となっているため、

 

 

 

ある程度の期間が経過したら交換する必要がでてきます。

 

 

 

ドラムの表面に塗布してある物質は、メーカー独自の物が多く、

 

 

 

トナーのように粉を封入したら終わりというものではありません。

 

 

 

リサイクルドラムは製造工程において似た様な感光素材を使用して塗布し、

 

 

 

滑らかな表面にすることで近いものに仕上げていますが、

 

 

 

メーカーの感光素材そのものが独自のものが多いため、

 

 

 

全く同じようなものとはいかないようです。

 

 

 

また、ドラムの表面は非常に繊細な部分で、

 

 

キズがついたところも塗り直すことで滑らかに仕上げてはいます。

 

 

 

しかし、完全に元に戻すことはできないことから、

 

 

 

リサイクルドラムで白と黒のコントラストを出すことはできますが、

 

 

 

階調表現が上手くできずにカラーやグレースケールでは失敗することも多々あるようです。

トップへ戻る